DCって何だろう?

洗浄消毒のことです
【DC】とは?
【DC】とは、【Disinfectant Cleaning ディスインフェクタント クリーニング】のこと。
日本語でいえば、【洗浄消毒】と訳されます。すなわち、【確実な感染対策は「洗浄」&「消毒」を行うべき!】ということを意味します。
ちゃんとできてる?
医療従事者や介護従事者の皆様にとって、エタノールや塩素系漂白剤による消毒は日常的でしょう。
歯科医師である私にとっても「日々の行い」です。
しかし、ふとあるとき感じました・・・
「消毒・滅菌の基本は洗浄から始まるのに、エタノールや塩素系消毒剤で拭くだけで洗浄もできているのだろうか・・・」
「一度も“洗浄”されず、エタノール拭きだけのところはいったいどのようになっているのだろう・・・」
「歯科医院の床にはたくさんの“歯の削りカス”が飛んでいるけど、普段のお掃除でそれらをきっちり洗浄し、消毒できているのだろうか・・・」
本当にこれで、きちんと感染予防ができているのでしょうか?
洗浄と消毒を1製品で!
歯科診療室の衛生管理について世界の潮流を調査していたときに、【Disinfectant Cleaning ディスインフェクタント クリーニング】という考え方に出会いました。
(Disinfectant Cleaning=DC)
さらに、【洗浄と消毒】が同時にできる製品が存在することは驚きでした。洗浄と消毒が同時に行え、かつ水ぶき不要。
このような製品を導入することで、私の疑問点であった
・消毒・滅菌の基本は洗浄から始まるのに・・・
・一度も“洗浄”されず、エタノール消毒だけのところはいったいどうなっている?
・「歯科医院の床に飛沫した“歯の削りカス”をきっちり洗浄し、消毒できるか?
が一気に解決されました。
さらに特筆すべきは、今までの洗剤や消毒薬よりも「コストが安く」「消毒効果が高く」「使用者に害がなく」「環境保全にも役立ち」「世界的にもエビデンスがある」ことです。
慣れの恐ろしさ
「有機物(血液や体液)が存在と消毒効果は弱く」なります。
では、具体例として考えてみます。
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「作業台、テーブル等に散乱した血液を、ティッシュペーパーやペーパータオルで吸い取った上、アルコールスプレーして拭いた。」
「床に大量にこぼれた血液をペーパータオル等で吸い取り、モップで水拭きした後、更にテゴ51やオスバン等を用いモップで清拭した。」
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この時、ペーパー、モップ、水、消毒液で血液、体液、脂肪、タンパク質を完全に除去できたでしょうか。
ミクロのレベルで(微生物のレベル)で、きっちりと洗浄できており、さらに効果の高い消毒を行うことが、感染予防において重要なのです。
コラム:消毒薬と洗浄能力
カナダでは、「洗浄能力を測定する実験で、70%の汚れが除去できなければ洗剤と認めない」となっていますが、消毒薬は10%-20%の洗浄力しか有りません(ちなみに蒸留水では10%程度の洗浄力)。
要するに、一般的なエタノールや塩素系薬剤では、汚れが除去できていないということになります。
ですから、アメリカやカナダの病院施設においては、環境表面に使用する薬剤は、洗剤成分と低レベルの消毒剤が混合されている物が多く使われています。以下に洗浄消毒薬および消毒薬の洗浄能力を示します。
70%以上の洗浄力が有れば血液、体液の除去が可能になり環境表面から汚れを浮かし、その後混入されている消毒剤で消毒できます。グラフでは、アクセル【AHP】が性能的に満足できる結果となっています。
一方で、洗剤を使わず消毒薬のみでの清拭ではどうでしょう?日本においては一般的ですね。
この方法ですと有機物が残留しやすくなり黒ずみが発生したり、少々臭気が発生してきたりします。
手術器材の前洗浄と同様に、洗浄を行うということは環境表面(床・医療機器表面)の消毒において非常に重要であるといえるのです。ゆえにDCが大切なのです。
当サイトの目的
当サイトでは、【DC】について詳細にご紹介すると共に、医療機関・介護施設・一般家庭における感染症対策の一助になることができれば幸いです。
また当サイトでは、弊社と協力し【DC Labo】において「安全で快適な環境作り」を行っておられる皆様をご紹介していきます。